【ガーデニング】前半戦終了　

　58歳で大好きだったご主人を亡くされ、泣いて泣いて暮らしていた紫竹昭葉さん。63歳の時、長女の和葉さんに「いつまでも泣いていていいはずないでしょ」と諭され、「これから先の25年間、花の庭を作りたい」と決心され、帯広の1万5千坪の土地にお花畑を造りはじめました。

　私たちは10年ほど前、その紫竹昭葉さんの作られた紫竹ガーデンを訪れました。真夏の真っただ中で、花は多くはありませんでしたが、植物のもつ強さを感じ、パワーをもらいました。その頃から、自分もしっかり庭造りをしようと思い、本や写真集を買って勉強したり、旅行に行った時にはいろいろな庭を見学したりして、そこから得た情報を参考にしながら今に至っています。

　7年前、定年で退職した私が最初にやったことは、私が植えて将来家族に迷惑をかけそうな樹木（10本以上）の伐採でした。そこから、本格的に庭づくりを始めたわけですが、私の嗜好は、紫竹ガーデン（花を中心としたイングリッシュガーデン）というよりは、池と芝を中心として雑木林をイメージしたナチュラルガーデンになっていました。7年かかって樹木は７～8割決まり、成長を待つだけになってきましたが、宿根草や1年草はまだまだ、どうしたらイメージに近づくのかわかりません。毎年試行錯誤です。ガーデニングはサグラダファミリアのように完成がありませんね。だから、毎年の変化を楽しめるようになるのかもしれません。おかげで今年も、半年楽しめています。特に、初めて植えたバラは喜びといろいろな宿題をくれました。

　アヤメの花芽も残り二つ。これがが終わると今年もあと半年、後半もどんなドラマがあるのか楽しみです。アジサイ系、フロックス、先日植えたサルビアは、株がまだ小さいので、一度花芽を掻いてみました。様子を見ていきたいと思います。梅雨から夏へどんなドラマになるでしょう？