【ワンちゃん】観察

　成田空港近くの印旛郡栄町にある「わたなべ動物病院」の院長、渡辺言行さんの記事が新聞に掲載されていました。この方は約20年にわたって麻薬探知犬や警察犬など使役犬の健康管理を担っている。「使役犬は皮膚がかゆくてもお腹が痛くても実力は発揮できないので、総合的に診ること」、「五感を重視し変化を発見すること」を大事にされている。拡大鏡を使い、犬に刺さった小さなハチの針を見落とさないほど細かくしっかり見る。5年ほど前には原因不明の腎不全を患ったトイプードルを診療し、命が危なかったが、当時研究に注力していた再生医療で奇跡的に回復させたこともある。「ペットが亡くなって十分可愛がっていたのに後悔する人もいれば、捨てる人もいる。一つの命をより大切にできる社会になってほしい」と。身近なところに素晴らしい獣医さんがまた一人いらっしゃいました。

　獣医療のプロではない私たちでも、よく観察することはできますね。