【蚊】越冬

　地球温暖化により、越冬する蚊が出てきているというニュースを目にした。「蚊＝フィラリア」わんこ飼いにとっては、「怖いけど投薬すれば予防できる物」である。調べると地域によっては以前から越冬する蚊はいたようで、最近では都市部のヒートアイランド現象など環境の変化によって増えてきている傾向。我が家の庭でも感覚的に蚊の飛んでいる時期は伸びています。最高気温20度以下、最低気温10度以下でも、草取りをしていると刺されます。明らかに10年前にはなかったことです。

　獣医師からは、フィラリアの投薬について、「4月から11月」とか「5月～12月」とかいろいろ言われてきましたが、当犬舎は自己判断で通年で飲ませています。かかりつけ医は、番犬文化の残っているこの地域は、「フィラリア」に対する意識が低いと嘆いています。投薬せずに罹患してしまい、診断を受けて初めて知る人が少なくないそうです。昨夜の動物番組で紹介していた「犬の心臓マッサージ」や「人工呼吸」もそうですが、『ペットの命は飼い主が守る』ということですね。

　蚊の状況は地域によって多少異なりますので、自己観察とかかりつけ医さんのお話を加味して判断していってください。