【錦鯉】眠り病

　錦鯉がかかる病気にはいろいろあるのですが、はっきり解明されていないものも少なくありません。その中の一つに「眠り病」というのがあります。原因は不明で急激な環境の変化や、運搬などによる魚の疲労などが誘因となって起きると考えられていて、当歳魚に多いようです。我が家の庭池の鯉のように数年飼育されているものは、免疫をもっているとか、海外ではかからないとか、諸説あります。私も一昨年と昨年、気に入っていた「昭和三色」という種類の良いものを2本「眠り病」で落としてしまいました。その治療対策として風呂おけ水槽を自作したわけです。

　先月、山古志から購入して放流した3匹は2歳魚なのですが、罹ってしまったようで底に横たわり始めてしまいました。7月に放流した当歳魚の1匹も入れた時には大丈夫だったのが、一緒に横たわり始めてしまいました。こういう所が分からないんです。とりあえず治療用の水槽を準備して（塩と薬を入れて）水温を徐々に上げて様子を観察。普通に泳いでいる感じになってきたので、昨日、庭池に戻してみました。今朝見ても眠ってはいないようですので、今回はクリアかな？本当に錦鯉の病気はよくわかりません。先輩に言わせると「何事も経験。頑張りなさい」と一言われて終わり。「ハイ、勉強します」。