【三つ子の魂百までⅣ】犬を飼い主と相性のよい性格に育てるには？

　シリーズ【三つ子の魂百までⅢ】のあと間が空いてしまいましたが、最後のテーマ（今まで言い尽くされていますが...）

”犬がよいことをしたらすぐ褒める”（3秒以内、私は2秒）、ボールのレトリーブでも4回は誉めるチャンスがあります。

まず、犬がいいことをしたときにはすかさず褒めてあげることを繰り返してあげる。すると、いい習慣づけができるようになる。飼い主から褒められると犬の飼い主への信頼感は高まり、不安も軽減される。すると結果的に、穏やかで従順な子になりやすい。
　飼い主が褒めることによって犬が従順になると、飼い主の犬に対する満足度も上がる。このように好スパイラルが生まれると、飼い主の犬への愛情がさらに増すため、相乗的に相性がよくなっていると実感できるようになる。「あれもダメ」「これもダメ」と飼い主の都合を押しつけてばかりいたり（過干渉）、犬が飼い主に対して不信感を抱くことにもつながってしまいかねません。今のドッグトレーニングは動物行動学や動物心理学の研究から提唱されており、主従や保護の関係ではなく、共生の考え方になってきていますね。だから難しく根気よく飼い主が身に付けることが重要ですね。お互いに頑張りましょう。以上でこのシリーズは一旦終了です。