【雪中四友】

　「雪中四友」（セッチュウシユウ）は梅、ロウバイ、山茶花、水仙のこと。「いずれも雪中、厳寒を冒して開き香気馥郁（フクイク）たるものだから」だそうだ。冬枯れの景色に彩りを添える草花は、古くから苦しいときに支えてくれる友に例えられてきた、ということのようだ。我が家の庭にもいつの間にか梅と山茶花が咲いていた。いつもだと薪づくりの作業場所の近くなので気づくのだが、今年は暖冬でまだストーブを焚いていないので薪も用意していない。気付きそびれてしまった。春は少しづつ近づいているのかな？でも、頭上を見るとマグノリア（ハクモクレン）の蕾はまだまだ堅そうだ。