【池の中も春】絵付け開始

　錦鯉飼育で一番難しいのが春なんです。水温上昇とともに水中の生物たちが稼働開始、鯉も動き出し餌を欲しがるようになります。同時に細菌類や病原体も活発になります。冬場ずっと池底でじっとしていた鯉たちは、お腹の中は空っぽ状態で消化機能も下がっている状態。給餌を始めると、うまく量を調整しないと体調を崩してしまいます。今年は水温15度を超えて細菌類が動き始める4月の頭に一週間消毒、その後少しずつ薪水を入れて中和して水作り、今日の水温は19度でいよいよ餌付けの開始です。免疫力も下がっているので、一気に病気になってしまうこともあります。昨春は4本🌟になってしまいました。今シーズンは低水温用の餌に免疫力を上げる餌を混ぜて、一匹当たり数粒から始めました。飼育が最も難しいと言われる春、最も神経を使う時期ですが、毎日の観察を大切にしながら今期の始まりをしっかり対応していきたいと思います。来月の新潟弾丸鯉ツアーを楽しみに.....。