【海斗】検診

　海斗はマグゴル１期生（７頭）で３歳、北斗とセイラの最初の子です。生後６週目の検診で心雑音、精密検査で大動脈弁狭窄症の診断。あれから３年経過観察、さすがに心臓発作が心配な状況が高くなってきたので投薬の判断をして１か月半。２週間ごとに薬の量を徐々に増やしながら血圧検査と心臓エコー検査。病院に一番慣れている海斗もさすがに今日は車から降りるのをイヤイヤ。玄関の前でもイヤイヤ。そのたびに好物の鹿ジャーキーで誘いながら診察室へ。前々回の検査で先生と看護師さんで苦労されていたので、前回から私もサポートで入ってます。今日は診察台の上では嫌がらずエコーも血圧もお利口さんで計れました。でも終わった時には診察室から出てすぐ帰ろうとしてましたけどね。結果は薬による血圧の急激な低下や心臓の動きへの副作用はなさそうなので、今回から適性の量を試すことになりました。いきなりこの量の薬を処方すると心臓への負担が強すぎて危険なんだそうです。今回の量で２週間後同じ検査をして、特に異常がなければ海斗の薬を飲みながらの犬生がスタートです。（私も２０年以上持病の薬にお世話になってますけどね。）これも私たちの家族犬として少しでも長く楽しく過ごしていくための試練です。これまで、海斗の病気と一緒に過ごしていくこともブリーダーの使命と思ってきたし、これからもママと息子とみんなで楽しく過ごしていきます。股関節の悪いモカ、引退犬のシャロン（来年からはセイラ）も一緒に.....。でも、今後は西村さんのアドバイス通りブリード犬（♀）は５歳で１年早目に引退させて、里子も考えていかなければならないと言い聞かせています。そうしないと英国プラチナGを広める前に、廃業しなければならなくなってしまうので.....。ベビーのことも大変ですが、こんな感じで忙しいのも「ブリーダーあるある」なんです。