【ファシリティドッグ】ベイリー

　ハワイの補助犬育成団体で訓練を受けたオーストラリアの生まれのゴールデン、”ベイリー”が静岡県立こども病院で日本初のファシリティドッグとして活動を始めたのが２０１１年。しかし、犬による感染症やアレルギーへの不安から導入が進まない。欧米の家族犬文化と違い、日本の番犬文化の意識も拡大の壁になっているのだろう。ベイリーも最初は１病棟だけだったが、徐々に全病棟の病室、処置室や集中治療室まで活動が広がったそうだ。あれから１４年、現在活動中のわんこはまだ４頭だが、２０２３年実績で年間延べ約８０００人の子供たちを訪問するまでになったそうだ。クラウドファンディングで寄付を募って整備しようという病院も増えてきている。動画をご覧になりたい方はYUTUBE「PECOちゃんねる」「ベイリーの物語」をどうぞ