【ファシリティドッグ】タイ＆マサ

　現在、国内で活動しているファシリティドッグは4頭、タイ（静岡県立こども病院）とマサ（国立成育医療研究センター）は試験的な国内育成（シャイン・オン・キッズ）でデビューした2頭。ゴールデンレトリーバーのタイとラブラドールレトリーバーのマサは2019年、使役犬に特化したブリーダーから生後3か月で来日。基礎トレーニングの時期から高い集中力でスタッフは驚いたそうです。でも、オフタイムは追いかけ合ったり引っ張り合ったりワンプロしたりして、楽しみながらオンオフの切り替えも学んだそうです。

　楽しいことが大好きで愛嬌のあるタイとおっとりした性格ながら実はひょうきんなマサ。活動日は週5日、活動時間は国際基準で定められていて1時間の活動に対して1時間以上の休憩、一日あたり３～4人対応、看護師資格を持うハンドラーさんとは24時間一緒に過ごすそうです。犬も大変ですがハンドラーも大変ですね。子どもたちの心のケアに活躍する2頭ですが、オフタイムに泥んこになって走り回る姿は幼い頃のまま。このオンオフが大事なんですね。

　2頭の活動は交流サイト（SNS）で発信されています。