【目指せ！】シリアスブリーダー

 　当犬舎も8年目を迎えます。シャロンから始まり「受胎ゼロ」の４年間。「どうすればいいんだろう」と悩んでいるときに、スィートコテージさんのおかげでセイラ＆北斗を迎えることができて、マグゴル一期生が始まりました。今思うと「あっ」という間の時間でしたが、何回交配しても受胎無しの４年間、思い出すと厳しく悩んだ時間でしかありません。北斗＆セイラは当犬舎の救いの神です。でも、本当の救いの神はオーナー様方です。実績のない当犬舎に問合せをいただいたところから、すべて生まれたご縁です。ブリーダーはペットショップと違って店舗を開いているわけではありません。見学、対面での説明とヒアリング、信頼関係、お迎え、アフター。「スイートコテージ」の西村さんから「うちはお客様を選ぶよ」と言われ、うちは実績がないので同じようにできません、としか言えなかったことは忘れられません。お陰様で８年経ってわが子をお任せできるか、少しは考えられるようになってきました。幸いにも今までお迎えいただいた方々は、皆さんお任せできるオーナー様方で、迎えていただいたマグゴルたちもみんな家族として愛情をたくさんもらって幸せな犬生を送っています。本当にありがとうございます。

　最近、ちょっと気になるのが問合せをもらった時に、少しでも判断材料になればいいなと丁寧にメールしても、まったく返信のない方が増えているということ。あと、メールや電話で仮予約をして見学に来ない方の増加ですね。北陸や関西方面からも遠路見学に来てくださる方もいらっしゃるのに、「当犬舎にはそれほどこだわりがないのかな？」と思ってしまいます。このような方とのご縁は生まれない方がワンコのためになるのかな？.....。遠路見学に来られて待って下さっている方が多い中で、予約をされて何か月も見学に来られない方はそれほど欲しくない？、と判断するのはいけないことなのかな？今回、セイラの最後の交配、次はエマも最後、見学していただいて待ってくださっている方を優先したいので、「順番待ちリストの上位の未見学の方」には確認のメールをしました。数日経ちますが返信は今のところ「ゼロ」。動物愛護法でも対面説明が義務付けられましたし、加えて当犬舎のポリシーである「家族として迎える覚悟」を大切にしていきたいと思います。