【お知らせ】股関節形成不全(長文になります)
2025/11/24
当犬舎のブリード犬として残したシェリー(マグゴル5期生、1歳7か月)は、後ろ足の具合が悪い時がありレントゲン撮影実施。結果は左後ろ足の股関節がちょっと緩くて筋肉量が右足に比べて少ないとの診断でした。そこで、特定非営利活動法人 日本動物遺伝病ネットワーク<JAHD Network>にレントゲン写真を送って診断してもらいました。結果は肘関節は異状なし、右側股関節は9、左股関節は30、総スコア39(平均15.6、中央値12、最頻値8、最小値0、最大値86)3名の審査獣医師による総合評価は重度ということでした。これはJAHDの定めた股関節形成不全の評価基準によってつけられたものであり、その結果は“合格”“不合格”などという価値を言及するものではない、と付記されていました。JAHDとしては「繁殖に使用可能かどうかについて、スコアポイント値は参考数値であり最終的にはブリーダーの総合的な判断にゆだねる」とあります。当犬舎としては、今回の歩行の不具合は「外的衝撃等によるもの」ではなく、股関節形成不全による関節炎のためということで、シェリーは交配には使わないという決断をしました。現在は抗生剤の服用により炎症部を抑えたため、従来の自然歩行ができるように回復して元気に過ごしています。そして、今後関節炎を起こさないように筋肉量の増強のための食事改善やサプリメントを模索しているところです。
以上のような状況から、シェリーについて基本的には当犬舎で飼い切るということで考えていますが、まだ若いので状況をご理解されてお迎え希望のある方には、詳細の説明、避妊手術やその他の治療などの経費も含めて、成犬販売という形で対応させていただきますのでお気持ちのある方はご相談ください。
なお、犬の股関節形成不全は遺伝的な要因が7割、環境的な要因が3割と言われています。遺伝的な要因とは、股関節形成不全の因子を持つ親犬から生まれたという意味だけでなく、健常な親犬から生まれた場合でも一定の割合で必ず発生することを意味します。一方、環境的な要因とは、食生活の偏りや運動不足による肥満、成長期の激しい運動や関節に負担の大きい生活空間等に由来することを意味します。大型犬は短期間で身体が大きく育つため、成長期は骨の成長と筋肉形成のバランスが崩れて関節が不安定になりやすいリスクがあります。不安定な状態で前述の生活習慣を続けると、体重の過負荷で関節炎が生じたり、関節炎が悪化して骨が変形するなど、股関節の健全な形成が妨げられてしまう。(ふなばし動物医療センター かつまペットクリニック整形外科の専門医)とのことです。
北斗・アリスも肘・股関節ともノーマルですがこういう状況が生まれます。シェリーの同胎姉妹兄弟のオーナー様方、現状を観察していただいて、ご心配な点(ピョンピョン走りやモンローウォークなど)がある方はまず専門医の診断を受けられることをお勧めいたします。何かありましたらご連絡ください。
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