【ドーベルマン窃盗】判決

　木更津でドーベルマン2頭を保護目的で盗んだ保護団体の代表に対して、「懲役1年執行猶予3年」が言い渡された。他の3人の関係者も数日前に同様の内容。「盗んでまで、被告らが望む飼育環境を実現しようとする動機は独善的」と指摘。一方、反省しているということで執行猶予が付いた。

　私もペットを心配するあまり、思い込みが強くなってしまう傾向は少なからずあります。保健所がその飼育状況を認めているわけですから、法的にはクリア。被告人の飼育基準から見れば不可。動物ファーストか法律ファ―ストか、社会常識で言えば明白ではあるが、心情的には.....？犬はしゃべることができない。だから、飼い主はその様子から犬の気持ちを想像して、安心するしかない。ブリーダーとしては、見学者から信頼される育て方をしていかなければならないなと、改めて考えさせられる事件でした。