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【遺伝病】股関節形成不全

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【遺伝病】股関節形成不全

【遺伝病】股関節形成不全

2022/11/16

 モカの不自然な歩き方に気が付いたころから、ネットで調べ始めました。まさかの股関節形成不全。「JAHD」日本動物遺伝病ネットワークのサイトに出会いました。非営利団体です。詳細はHPで確認してください。

 股関節形成不全の発祥の要因は、70%が遺伝的要因。残り30%は環境要因。環境要因は、カロリーの過剰摂取による肥満が大きな原因。発症は生後4か月から12か月。父母、祖父母、曾祖父母に異常がなくても、その兄弟に異常があれば発症する可能性があります。しかし、そこまで把握できません。だから遺伝病は厄介なのです。ただし、骨格の形成がほぼ終了する1.5歳前後になると関節の緩みがなくなり、関節が安定してきます。これにより、痛みがなくなり症状が消失する場合がありますが、しかし、この時期にも治療は必要です。つまり、遺伝病である股関節形成不全は、生まれた時に股関節の形状が不全で生まれてきているので根治しないということです。

 ただし、その不全の状況(程度)により、発症しないこともあります。そして、発生の起因となる遺伝子は特定されていません。繁殖記録調査結果Willis(1989年)では、正常なオスと正常なメスからでも19~36%、異常なオスと異常なメスからは63~93%の異常な子が生まれています。だから、モカでブリードは行ないません。

 体重の管理や筋肉の増強、対応方法はいろいろありますが、遺伝病である形成不全が治るわけではありません。しかし、対処療法や手術で変形性関節疾患にまで至らないようにできます。これが飼い主のできることだとわかりました。そのようなわけで、今週末に船橋の整形外科の専門医にセカンドポピニオンで検診に行ってきます。

 モカに対して、私たち家族の対応が甘くなってきているようで、わがままが出始めてきました。特別扱いしすぎない限度も難しいですね。

 

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