【大型犬】股関節形成
2024/09/02
股関節形成不全は大型犬に多く見られ、遺伝的な要因が7割、環境的な要因が3割と言われています。
遺伝的な要因とは、股関節形成不全の因子を持つ親犬から生まれたという意味だけでなく、健常な親犬から生まれた場合でも一定の割合で必ず発生することを意味します。環境的要因とは、食生活の偏りや運動不足による肥満、成長期の激しい運動や関節に負担の大きい生活空間(滑りやすい床など)があげられています。大型犬は短期間で大きく成長するため関節が不安定になりやすくリスクが大きいと言われています。発症しやすい時期は「4か月齢から1歳」とか「5か月齢から1.5歳」というデータがありました。シェリー&マノン(マグゴル5期生)もちょうどその時期に入っています。股関節の状態も段階があって「外的な衝撃(床で滑るや他の犬との衝突など)がなくても成長段階で発症してしまう場合(一番重度のランク)」から「レントゲン検査で股関節形成不全が疑われたが無症状(比較的軽度のランク)」まであるとのこと(以前当犬舎がお世話になった整形外科専門診療を行っている病院長のお話)。詳細は「ふなばし動物医療センターかつまペットクリニック」のHPを参照してください。
シェリーとマノンを比べると体力差が出てきた(シェリーの方が動きが早いなど)ので、よく観察して日頃の歩様や動きの変化に気を付けています。皆さんもドッグランや保育園に行かれる場合は十分気を付けて、必要に応じて対応しましょう。
----------------------------------------------------------------------
Magnolia Dog Site
〒287-0102
住所 : 千葉県香取市岩部1131-1
電話番号 : 0478-75-3950
FAX番号 : 0478-75-3950
ゴールデンレトリーバーを千葉県で
----------------------------------------------------------------------