【冬の楽しみ】また始まりました

　先日、埼玉の見沼で飼ってきた当歳（今年の５～7月に生まれたもの）の錦鯉、今年の子は12㎝の五色と10㎝の銀鱗五色という品種。この当歳は手元で成長を見守りやすく赤ん坊を育てるのに似て、丈夫に育って庭の池に放流するまでの楽しみがあります。でも、当歳は人間の赤ちゃんと同じで2歳以上に比べて非常に弱いんです。最近では生産技術の向上のため、原種から遠い、きれいな当歳が多くなりました。反面原種から遠いということは基本的に弱いということになります。私も挑戦して4年目ですが、庭池で元気に泳いでいるのは、10匹中6匹です。今年初めて一匹も落とさないで来れました。

　ということで、今年の当歳2匹は水槽での塩浴も終わり、今日から餌付けを始めました。ヒーターを付けて水温を一定にして消化機能が十分働くようにしてあげます。そうすると当歳魚は消化能力も上がり餌をよく食べて成魚より成長速度が上がります。これから半年、私が書斎でブログを書く時の冬の楽しみになってます。今年はシェリーとマノンも一緒にいるので何倍も楽しいですね。