Magnolia Dog Site

【おはようございます】被災30年

お問い合わせはこちら

【おはようございます】被災30年

【おはようございます】被災30年

2025/01/17

 早朝、テレビのニュースを見ると暗い画面の中にほんのり赤い炎のような画像、時間の経過とともに赤い部分がどんどん広がっていき、火災だと確信できた。テロップでは神戸市の地震による震度を伝えていた。日の出とともに画像が明るくなってきてさらに火災が広がっていき、そして消化が進まないのもわかっってくる。倒壊ビルや家屋が道路をふさぎ消防車両が現場に入っていけない。それだけ大規模な直下型の局地地震だったということも画像から伝わってきた。高速道路の倒壊、そこから今にも落ちそうな観光バス。中にはスキー客が数人乗っていたそうだ。まるで映画の画面のようなショッキングな景色が次から次へと流れてきた。あれから今日で30年。

 

 私は3月に数日間、学校ボランティアで灘区の中学校に入った経験がある。印象に残っているのは、1階部分が倒壊したマンション。先日、押しつぶされた1階部分で助かった家族のドキュメンタリーが放送されていた。信じられないような強烈な光景だった。私は原田中学校という避難所で避難者の対応をする受付のボランティアが仕事で対応をした。2ヵ月経過していたのでだいぶ落ち着いてきていたが、先生方は大変でした。自分も被災しているが学校再開のために自分の生活再建より、子供たちの授業再開を優先して活動されていた。特に、3月ということで中学3年生の受験は一生に一度の大事なイベント。近隣の中学校がどんどん授業が再開されているのに、この中学校は避難所だったので一般教室も開放しなければならず、授業が再開できないでいた。3月末には入学試験が一斉に実施されることが決まっていた。一日でも早く再開をさせたいと学校以外での授業再開を模索していた。現場に行かなければわからないこと、他にも行って初めて分かったこと、何が必要なのか、何が必要ではないのか

「相手の立場に立って考えること」の難しさと大切さを実感させられた経験だったし、その後の人生や学校現場で生かすことができたと思う。その後、2度ほど神戸を訪れたが、その復興の様子にも勇気と元気をもらいました。

----------------------------------------------------------------------
Magnolia Dog Site
〒287-0102
住所 : 千葉県香取市岩部1131-1
電話番号 : 0478-75-3950
FAX番号 : 0478-75-3950


----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。